そう日記

関東在住30代会社員の出産・育児の記録です。家事・仕事・育児のマルチタスクを頑張ってこなしています。妊娠後期に妊娠糖尿病が発覚、日々の糖質制限食も記載しています。

出産当日の動きまとめ

昨日、退院しました。

夫が家中をお掃除してくれていたので、何の気がかりもなく我が子をうちに迎え入れることができました。夫、本当にありがとう!

 

今回は出産のレポートを書きたいと思います。

前回のブログにさらっと書いたので内容が重複する部分もあるかと思いますが、ご容赦ください~。

 

時間の流れ

まず最初に出産までの時間の経過を記します。各1時間毎に起こったことをまとめています。

7月28日

AM0:00 破水らしき水が出る、病院へ連絡、入院準備

AM1:00 病院へ出発、診察、破水確定

AM2:00 陣痛室へ移動、陣痛確定、夫は入院の事務手続き

AM3:00 陣痛が徐々に強くなる、夫は一時帰宅し入院セット2を持ってくる

AM4:00 陣痛が一人では耐えられない状態に、夫は痛みのがしのお手伝い

AM5:00 陣痛が最高潮、子宮口全開

AM6:00 分娩室へ移動、いきみ続ける

AM7:00 出産

破水~病院へ

先週の日曜日。「明日から正産期だからそろそろ入院セット準備しないとな~」とのんきに考えながら夫と映画を見ていました。

映画が終わってトイレに行くか~と立ち上がったその瞬間。お股から水が出た気配がしました。

一瞬尿漏れ?と思いましたが、サラサラとした水が膣から出ている感覚がして、「なんか出た」と夫に伝えてトイレへ。

トイレで用を足しましたが、水が止まる気配がなく、とりあえずタオルで押さえながら「破水っぽいんだけど」と夫へ報告。夫はうろたえる(笑)。

時間にして24時ちょい過ぎくらい。「正産期に入ったら24時間病院に連絡していい」という指導をパパママ学級の時に受けていたので、病院に電話しました。

氏名や診察券番号、現在の状況等を伝えたところ、「すぐに来てください」とのこと。入院セットとか全く準備していなかったので少し時間がかかると伝えたら、「病院着まで今から1時間以上かかる場合はまた連絡してください」と言われました。

電話を切り、すぐ入院準備。病院からいただいたテキストに書いてあるものを大きなバッグに詰め、夫にレンタカーを手配するようお願いしました。タイムズレンタカーの契約、7月に切れるところだったのでギリギリセーフでした。

準備を終えて夫に用意してもらったレンタカーに乗り込んで病院に向かったのがAM1:00頃。病院に「今から出ます」と連絡し、20分後病院に到着。

車中、破水が続いていたので助手席で横になり、タオルでお股を押さえていました。お産パットつけてたんですけど、間違えてMサイズを付けていたようで、スカートが見事に濡れました(笑)。破水したらお産パッドは迷わずLサイズを付けたほうがいいですよ!

病院到着~陣痛室

受付のところで守衛さんに車いすに乗せられ、産科へ。

体重をはかり、処置室でベッドに寝かされ、股から出ている水が羊水なのかをチェックされました。結果、完全に羊水でした。破水確定です。

その後内診をするイスに移動し、子宮口の開きをチェック。この段階で3センチくらい開いていた模様。「陣痛来てないのに子宮口3センチ開いてるのはラッキーだよ~」と助産師さんから言われました。そ、そっか。

続いて陣痛室に移動。よくわからない検査器具をお腹につけられ、ベッドに寝かされました。

私のお世話になった病院は陣痛室にベッドが4つ。この夜は私しかいませんでした。

しばらく寝ていると、生理痛の重いような感じの痛みが来ました。

「お~、痛いなw」と最初は余裕でした。陣痛ってこんなもん?と完全になめてました。

この「生理痛の重いような痛み」は、15分毎に来てるな~と思ったらすぐに10分毎になり、気づいたら7分毎に来るようになりました。

時間の感覚が狭まるにつれ、痛みもどんどん激しくなりました。

生理痛の重いときの痛み→それに加えて腰痛も→子宮を中からギューッと掴まれているような痛み&腰を内側から砕かれるような痛み、みたいな。

腰痛も、最初はほんとにただの腰痛なのですが、腰痛の場所がだんだん下がってきて、肛門付近が痛むようになりました。

この時点での子宮口の広がりは5cm。最大で10cmまで開くので、半分まで来たところ。

痛みが来たときは夫に腰をさすってもらったり、肛門の付近をテニスボールで押してもらって痛みのがしをしてもらいました。これ、本当に助かりました。

自分ひとりで耐えきれる痛みではなかったです。旦那さんが近くにいない場合は、助産師さんに痛みのがしを是非手伝ってもらってください。

やがて痛みだけでなく、子を出したい!という感覚も来るようになりました。俗に言う「いきみたい」感覚ですね。

この時点で助産師さんに内診してもらったら、子宮口が8cmくらいまで開いていました。

子宮口が5cmまで開くのに2時間くらいかかったのですが、8cmまで開くのに1時間弱しかかからず。助産師さんたちは「これは朝生まれるかも・・・」と驚いていました。

その後必死に陣痛に耐え、「もう無理~!」と絶叫した時に内診してもらったら子宮口全開に。朝の5時半過ぎだったでしょうか。助産師さんに抱えられ、分娩室に移動しました。

分娩室~出産

息も絶え絶えに分娩室に移動し、助産師さんから分娩台に四つん這いの状態で乗るように指示されました。

まだいきんじゃダメだったのです。

クッションを抱えて四つん這いでいきみのがし。夫に押さえてもらいつつ、子を出そうと力んでしまう自分と必死に戦いました。

分娩室には一人で入る予定でしたが、土壇場のところで夫にもついてきてもらいました。一人で分娩室で戦うより、頼りになる存在の夫と一緒に戦いたくなったからです。不安だったんですよね。

 やがて四つん這い状態から内診の時のような開脚状態に切り替わり、助産師さんの指示のもと「いきみ」を始めました。

陣痛の波が来たら、息を止めて「ふんっ!」とウンチを出すような感覚でいきみました。助産師さんから「上手ですよ」と言われたので、多分やり方としては合ってると思います。

私は陣痛よりもいきみの方が辛かったです。いきめどもいきめども、少しずつしか進捗せず。

いきみ始めて30分くらいしたら、酸素マスクをつけられました。赤ちゃんに酸素が届かなくなる可能性があるためだったようです。

どのタイミングかは忘れましたが、会陰切開もやりました。麻酔なしで切開なので本来であれば痛いのでしょうが、陣痛やいきみでそれどころではなく、チクっとするだけでした。

また、点滴も施されました。何の点滴で何でされたのかはわからないのですが、多分みんなやるんだと思います。一番太い針で点滴されたのですが、いつ針が入ったか分からなかったです。それだけ陣痛は痛いものなんですね・・・。

いきみを始めて1時間。徐々に出てきた私の赤ちゃん、助産師さんから「次で産みましょう!」と活を入れられ、限界まで息を止めていきみました。

そしたら頭が出たようで、「はい、いきみ止めてー、ゆっくり息をしてー」と指示され、フー、フーと陣痛の時のように呼吸をしていたら、我が子の鳴き声が聞こえ、無事に出産できました。

私は産むことに必死だったので見ていないのですが、見ていた夫曰く「膣から出てきたとき、真っ白だった」らしいです。膜にくるまっていたからですかね~。

綺麗に拭かれた我が子を見たとき、「なんてかわいい存在なんだろう」と愛おしくなりました。また、とても小さくて「こんなに小さいの?大丈夫かなぁ」と心配にもなりました。

分娩室でいきみ始めてからずっと手を握っていてくれた夫。いてくれてよかったです。心の支えになりました。「分娩室は一人で入って産んでくるわ!」と考えていた自分がちょっと恥ずかしいです・・・。

出産後~病室へ

出産して数分後に胎盤が出ました。

助産師さんが手を突っ込んで出してくれたような・・・放心状態だったのでこの辺記憶が曖昧です(笑)。

その後、会陰切開した傷を縫合しました。

会陰切開の傷の縫合、麻酔を打たれた時が痛かったです・・・。縫われる感覚も気持ち悪く。10針くらい縫われた気がします。しかも抜糸ありなので退院前に抜糸された時も痛かったです・・・。

産んだ時間がAM7:10で、病院の朝食の時間が8:00からだったので、朝食を準備してもらいました。

出産後、数時間は分娩台で過ごさないといけないらしく、分娩台で朝食。普通の病院食で、白米の量が多い!妊娠糖尿病がどうなってるか分からなかったので、とりあえず炭水化物じゃないおかずだけいただきました。

その1時間後くらいに点滴が終わり、針を抜いてもらいました。本当に太い針でした・・・。

検査を終えた我が子が連れられてきて、私の隣に寝かされました。頭には黄色い帽子が。何かの目印だったのかな。

ちっちゃな我が子、ちっちゃな声で泣いてました。あやそうにも起き上がれないので片手でよしよしするのが関の山でした。また連れられて行っちゃいましたしね。

ずっと付き合ってくれた夫は、私が会陰の縫合や何やらやられている間、外のソファで寝ていた模様。私が分娩室から病室に移動するときに戻ってきました。

病院のきまりで、休日の面会はPM1:00から。私が病室に移動するときの時間がAM10:00くらいだったので、一時帰宅して仮眠してからまた来てもらいました。

病室(6人部屋)に移り、昼食の時間(PM0:00)まで仮眠しました。非常に疲れていたのですぐに寝落ちしました。

その後昼食を食べ、PM1:00過ぎに看護師さんに付き添われてトイレに行って歩けるか・自力で排尿できるかなどの確認をされ、診察室で子宮の状態等を確認されました。

診察室のベッドから立ち上がった時に貧血状態になって、一瞬ブラックアウトしました。気づいたら看護師さんに抱えられてて、びっくりしました。

スピード出産だったので普通に歩けていたし、看護師さんから「産後すぐとは思えないほど回復早いですね」と言われていたのですが、やはり全く本調子ではなかったようですね。

そんな感じで過ごしていたら、母がやってきました。

私の実家は鳥取県なのですが、深夜に夫から実家に連絡をしてもらっていたので、母は飛行機でやってきてくれたのです。

一緒に新生児室まで我が子を見に行きました。我が子は寝ていました。出産当日は新生児室預かりになるため触れませんでしたが、すやすや寝ていてとても可愛かったです。母は「ちっちゃい~~~!」と目を細めていました。

夕方になって夫が来て、狭い病室で私と夫と母の3人で談笑したり、夕食を食べたり、夫と一緒に新生児室に我が子を見に行ったりと色々してたら面会終了時間になり、夫は帰宅し私は力尽きて寝ました。

 

以上が、出産当日の動きです。

37週0日目に2,566gで誕生した我が子。新生児室で、3,000g代で産まれた他の子たちに比べてとても小さく、弱々しい泣き声だった我が子。

どうか、すくすくと順調に成長してほしいと思います。