そう日記

関東在住30代会社員の出産・育児の記録です。家事・仕事・育児のマルチタスクを頑張ってこなしています。妊娠後期に妊娠糖尿病が発覚、日々の糖質制限食も記載しています。

17週3日目

今日の内容は妊婦としての自覚がない!と怒られてしまうようなものかもしれません。

 

私、あんまり母性を感じてませんでした。

子供ができたと分かったとき嬉しい!ってよりもあーそっかーという気分だったし、仕事どうしよう…っていう自分本位の考えの方が強かったです。

お腹が出てくるまでホントに私のお腹にいるの?って思ってました。ほとんど実感してませんでした。

つわりが辛くてグロッキーになって「もうやだ」と思ったり、バスに遅れそうになって全力ダッシュしたり。

「自分の生活 > 子供」でした。

今5ヶ月で、出生前診断ができる時期です。

子供ができるまでは、出生前診断は絶対受けよう、もし障害が見つかったら可哀想だけど堕胎しようと思ってました。夫も同意見でした。

でも、実際に子供ができて、この考えに迷いが生じました。

子供に障害があるのかは気になる。でも、いざ検査をして障害が見つかったら、私は堕胎を選択できるのか…?答えは出ませんでした。

そして昨日の妊婦健診。前にお医者さんから「出生前診断どうするか旦那さんと相談しといて」って言われてました。

私は、検査を依頼しませんでした。覚悟がなかったし、迷っていたからです。

今日も迷ってました。不安にとりつかれてました。健常な子が生まれるはずだ、でも違ったら…?って。

会社帰りの電車の中で、他の人たちはどうなんだろ?とネットで検索してみました。不安の声がたくさん見つかりました。みんな通る道なんだと気づきました。

検査して障害が見つかって堕胎することを、具体的に想像してみました。手術室に入って、処置して…。

その時、絶対に嫌だ!そんなことさせない!!ってはっきり思いました。

この子は私の子だ、どんな子でも愛すし、私が守る!って気持ちが湧き上がりました。目頭が軽く熱くなりました笑

これが、母性なのかなと感じました。お腹の子のために頑張ろう、たくさん愛してるって言おうと思う気持ちは母性ですよね?

今までこんなに強い気持ちになっていなかったので、驚きました。

受精から約10か月お母さんのおなかに赤ちゃんがとどまるのは、こういう風にお母さんの心を育てていくためもあるのかなーとふと思いました。

 

そんな感じで最寄り駅につき、ふらっと寄った本屋で「わたしがあなたを選びました」という題名の絵本を見つけました。

産婦人科医が、今までの経験をもとに赤ちゃん側の視点から書いた詩に優しい挿絵が入った絵本です。

内容はネタバレになるので割愛しますが、読んでて泣くかと思いました・・・。

私のおなかの中の子供はこんな気持ちなのかな、私のおなかに来てくれてよかったな、と思わせてくれるような本です。

お母さん・お父さんは読んだほうがいい本です。子供への愛情が増えます!

 

私のおなかの子が私の前に現れてくれるまで、あと5ヶ月。

大切に、愛情をもって育もうと思いました。